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今回は小学生から高校生の方の1週間以上続く腰痛の50%に発症しているとされる腰椎分離症についてご紹介いたします。
小学生高学年から高校生くらいまでに発症する腰椎の椎弓根部の疲労骨折と考えられています。
小学生高学年から高校生くらいまでで1週間以上続く腰痛の50%は腰椎分離症であったという研究報告もあり、子供さんの腰痛では注意が必要です。
スポーツ活動を高いレベルで行なっている方に多く発症します。サッカーや野球、バスケットボール、バレーボールなどの競技での発症が多く、腰を反りながら左右へひねる動作の繰り返しが原因と考えられています。
まれにスポーツをしていない方にも発症します。この原因はまだ解明されていません。
主な症状は運動時の腰の痛みです。ボールを投げる時やけるときに痛みがでます。また、100%ではないですが日常生活では痛みが出ないことが多いというのが特徴の一つです。
コルセットは半硬性のものを使用することが多いです。あまり簡易的なコルセットでは制限がかからず、治療効果はありません。
また、以前は半年間ギプスを巻いて完全運動休止という方法も行われていましたが、現在は分離症の病期・程度に合わせて早期から運動療法を行い筋力が落ちないようにするのが主流です。その場合でもちゃんと骨癒合していきます。
後屈とは、立った状態で腰を後ろへ反る動作のことをいいます。私たちもこの後屈での痛みの程度を確認しています。
赤丸部分が棘突起
腰椎には棘突起と言われる突起があります。背骨を触ると真ん中に出っ張っている部分があると思います。それが棘突起です。うつ伏せに寝て棘突起をピンポイントで押さえたときに痛みが出るのが特徴です。
徒手検査法の一つで、立った状態で体をそり同時に回旋をします。左右両方に回旋した場合で確認し、どちらか一方でも痛みがあれば分離症に特徴的な症状の一つです。
12才以下の低年齢層の発症は予後が悪いという報告があります。この時期はまだ骨が成長過程であり未熟です。発見が遅れてしまうと高頻度で腰椎分離すべり症や変形性関節症に移行すると報告されています。特に12歳以下の女性で多く認められるため注意が必要です。
また、腰椎分離症は通常、スポーツ負荷が大きい方に発症します。しかし、スポーツをしていない人にも起こることがあり、このタイプで発症する方にも腰椎分離すべり症や変形性関節症へ移行する危険が高いです。
この原因はまだ解明されていないところで、遺伝子的な要素があるのか、日常生活での不良姿勢が原因なのか解明されていません。運動をしていないのに腰が痛い方は注意が必要です。
この3つの要素がそろっている方は特に注意が必要です。
治療開始し、早ければ1週間程度で痛みが落ち着いてきます。「痛みがなくなったから大丈夫」と思いがちですが骨はそんなに早く治りません。ここで復帰するとほぼ間違いなく再発します。
1〜1.5ヶ月のスパンでMRIやCT検査をチェックして骨の癒合具合を確認してもらい、段階的に復帰することが再発を予防する最善の策だと考えられています。
早期に発見・治療開始したとしても3ヶ月以内の完全復帰は再発の危険や症状が悪化する可能性がとても高いので注意が必要です。
運動の制限以外にも日常生活での注意点もいくつかあります。たとえ運動を制限していても日常生活で腰をそって漫画を読んでいたり、スマホやゲームをしていはなかなか良くなりません。
なるべく食卓椅子のような背もたれのある椅子に姿勢正しく座りましょう。
腰椎分離症の原因は腰に反る動作や捻る動作で負荷が大きくなることでした。負荷が大きくなる原因に体の柔軟性、特に股関節と胸郭の柔軟性が関係しています。
動作をするときはいくつもの関節が連動して動いていきますが、股関節、胸郭が硬くなるとその間にある腰は必要以上に動かないといけなくなるため、大きな負担がかかり分離症の原因の一つの要素となっています。
腰椎分離症は早期発見・早期治療介入が望まれます。大きく初期・進行期・終末期と病期が進んでいきますが、早期に治療を開始しないと偽関節になる確率が高くなります。通常は骨が折れてもそこに破骨細胞や骨芽細胞の働きで新しい骨がつくられ、骨がくっついていくのですが、偽関節の場合は骨がくっつかずそのままになってしまいます。
偽関節の場合、線維性の結合といって、骨でくっつくのではなくコラーゲンなど弱い組織での結合のみになってしまい、運動時に関節周囲が不安定になってしまいます。
一度偽関節になってしまうともう元には戻りません。腰椎分離すべり症へ進行する例もあり予後があまり良くありません。早期に発見し早期に治療介入する必要があります。
X線検査で分離症と確認できる時期というのは先ほどの病期の中でいう終末期に限ります。つまり骨がくっつく可能性がほとんどない時期です。X線検査で異常がなくて問題ないと思っている間に病期が進行し終末期になってしまってはいけません。1週間以上続く腰痛があるなら、念の為MRIやCTといった精密検査をしてみてみる価値がありそうです。
いかがでしたでしょうか。分離症に関してはとにかく早期発見・早期治療が望まれます。大きい病院ではMRI検査の予約が2週間先など検査までに時間を要することが少なくないようです。
当院は身体所見を細かく確認した上で、腰椎分離症が疑われる場合、早期に診断をしていただける病院へご紹介しております。腰痛が1週間続く学生の方は一度ご相談ください。
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