見逃されやすい「踵骨前方突起裂離骨折」（疑い）のご紹介

豊田市在住の女性Wさん（11歳）は、バスケットボールプレー中に右足関節を捻挫し来院されました。

踵骨前方突起裂離骨折はレントゲン検査で確認ができないことが多く、見逃されやすい骨折の一つです。エコーでは健側と患側の骨形態の違いがとてもよく確認できます。

3週間のギプス固定を施行後、サポーター固定へ変更し目標のソフトボール投げ大会にも参加できました。これも、固定期間中から行なっていただいた各種運動療法の成果だと感じております。

踵骨前方突起裂離骨折は一般的に見逃しやすいことから、常に見逃さないように注意して確認しています。今回ははっきりと骨折の骨片と思われる不整像を確認でき、適切な対応をすることができました。

当院では、このように小さな見逃しやすい骨折も的確に判断するように努めております。急なおケガでお悩みの方は当院へお気軽にご相談ください。