〒470-0331 愛知県豊田市平戸橋町永和131
名鉄三河線「平戸橋駅」から徒歩3分
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オスグッド病(成長期のひざの下の痛み)

ひざの下の出っぱりが痛むのは、成長期のサインです

オスグッド病:太ももの前の筋肉が、ひざの下の出っぱり(脛骨粗面)を引っぱって痛むしくみのイラスト

オスグッド病は、成長期の子どもに多い、ひざの下(すねの上の出っぱり)の痛みです。

当院は、運動療法を大切にしています。

症状に合わせて、適切な固定をします。

体の使い方から一緒に見直して、回復をサポートします。

こんな症状はありませんか?

  • ひざのお皿の下(すねの上の出っぱり)が痛い
  • ひざの下の骨が、出っぱってきた
  • ジャンプ・ダッシュ・ボールをけるときに痛む
  • 正座やしゃがむ動きで、ひざの下が痛い
  • 休むと楽になるが、運動を再開するとまた痛む

痛みをがまんして、練習を続けないでください

オスグッド病では、痛みをがまんして練習しない

オスグッド病は、運動すると痛み、休むと楽になることが多い痛みです。

痛みをがまんして練習を続けると、ひざの下に負担がかかり続けます。

当院では、まずエコーでひざの下の状態を確かめます。

練習を休むか、いつ戻るかは、ひざを見てお伝えします。

ひざの下で起きていること

太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)は、ひざのお皿の下のすじ(膝蓋腱)を通して、すねの上の出っぱり(脛骨粗面)につながっています。

成長期は骨が急にのびるため、筋肉のやわらかさが追いつかず、太ももの前がかたくなりやすい時期です。そこへジャンプ・ダッシュ・ボールをける動きをくり返すと、出っぱりの成長軟骨が強く引っぱられます。

成長中の骨はまだやわらかいため、痛んだり、はがれたりします。

だからこそ、早い時期の対応と、体の使い方の見直しが大切です。

オスグッド病が起こるしくみ:成長期に骨が急にのびる、太ももの前の筋肉が強く引っぱる、ひざの下の軟骨が痛む・はがれる
オスグッド病でしてほしいこと3つ:痛みをがまんして練習しない、練習の前後に太ももの裏をのばす、練習のあとはひざの下を冷やす
  1. 練習中:痛みをがまんして練習しない。痛い動きは控えます。
  2. 練習の前後に:太ももの裏を、ゆっくり、はずみをつけずにのばします。
  3. 練習のあとは:ひざの下を冷やして、熱っぽさをしずめます。

練習を休むか、いつ戻るかは、ひざを見てお伝えします。

オスグッド病は、成長期のスポーツをする子に起こりやすい

オスグッド病は、10〜15歳ごろの、骨が急にのびる時期に多くみられます。ジャンプやダッシュ、ボールをける動きの多いスポーツをしている子に起こりやすい痛みです。

多くは、成長とともに落ち着いていきます。研究では、10人中9人以上が、手術をせずに良くなっていると報告されています。

ただし、良くなったり悪くなったりしながら、落ち着くまで時間がかかることもあります。

出典:Ladenhauf HN, et al. Curr Opin Pediatr 2020(研究の報告です)

オスグッド病は10〜15歳ごろに多く、10人中9人以上が手術をせずに良くなっている(研究の報告)

オスグッド病は、どのくらい多い?

ブラジルで12〜15歳の子ども956人を調べた研究では、約10人に1人(9.8%)にオスグッド病がみられました。

12の研究・4814人をまとめた報告でも、スポーツをしている子に多く、とくにサッカーやバスケットボールとの関わりが強いとされています。

めずらしい痛みではありません。早めにご相談いただくことで、練習との付き合い方を一緒に考えられます。

出典:de Lucena GL, et al. Am J Sports Med 2010 / Gymnasium 2024(12の研究のまとめ)(研究の報告です)

オスグッド病は12〜15歳の約10人に1人にみられ、スポーツをしている子に多い(研究の報告)

オスグッド病になりやすい時期と体の特徴

日本の中学生のサッカー選手302人を半年間調べた研究では、次のような子がオスグッド病になりやすいと報告されています。

  1. 身長がぐんと伸びる時期の前後の子
  2. 太ももの前の筋肉がかたい子
  3. 半年のあいだにふくらはぎがかたくなった子

骨が伸びる時期は、筋肉のやわらかさが追いつきにくくなります。

当院では、太ももの前やふくらはぎのかたさにも目を向けて、ストレッチや体の使い方を見直します。

出典:Takei S, et al. Knee Surg Sports Traumatol Arthrosc 2023 / Nakase J, et al. Arch Orthop Trauma Surg 2015(研究の報告です)

オスグッド病になりやすい特徴:身長がぐんと伸びる時期の前後、太ももの前がかたい、ふくらはぎがかたくなっていく(研究の報告)

休むだけでなく、体の使い方と筋力を

オスグッド病では、痛みに合わせて練習量を調整することが基本です。そのうえで、太ももの前・裏のストレッチや、ひざ・股関節の筋力運動を行います。

研究では、練習量を調整しながら、ひざと股関節の筋力をきたえる運動療法を段階的に進めた51人のうち、1年後に10人中9人が「良い結果」と答えたと報告されています(比べる群のない研究です)。

骨の成長が終わっても強い症状が残るときは、手術が検討されることもあります。そのようなときは、精密検査をご紹介します。

だからこそ当院では、「ひざの下を確かめる」「必要なら固定する」「股関節を使う運動と体の使い方を身につける」ことを大切にしています。

出典:Rathleff MS, et al. Orthop J Sports Med 2020 / Ladenhauf HN, et al. Curr Opin Pediatr 2020(研究の報告です)

練習量を調整しながら、ひざと股関節の筋力をきたえる運動療法を進めた研究で、1年後に10人中9人が良い結果と回答

スポーツへの戻り方は、あせらず段階的に

練習量を調整しながら運動療法(ひざと股関節の筋力運動)を進めた研究(10〜14歳の51人)では、12週後に「良くなった」と答えた子は10人中8人でしたが、スポーツに戻っていた子は、12週後で16%、1年後で69%でした。

痛みが軽くなっても、すぐに元の練習量に戻すと、ぶり返すことがあります。

当院では、ひざの状態を見ながら、練習に戻る時期と量を一緒に決めていきます。

出典:Rathleff MS, et al. Orthop J Sports Med 2020(比べる群のない研究の報告です)

練習量を調整しながら運動療法を進めた研究で、スポーツに戻っていた子は12週後16%、1年後69%(研究の報告)

当院の3つの施術

確かめる・固定する・動かすの3つを組み合わせて、回復をサポートします。

エコーで、ひざの下を確かめます

永田接骨院のエコー(超音波画像観察装置)でひざの下を確かめます

当院のエコー(超音波画像観察装置)

超音波の画面で、ひざの下の出っぱりや、すじ(膝蓋腱)の状態を直接見ます。

痛む場所や、腫れぐあいを確かめます。

必要なときは、精密検査をご紹介します。

症状に合わせて、適切に固定します

オスグッド病のひざのテーピングとサポーター

ひざのテーピングとサポーター

痛みに合わせ、テーピングやサポーターでひざの下を守ります。

着け方は、院でお伝えします。

使うかどうか・使う期間は、ひざを見て決めます。

超音波などの物理療法で、回復を助けます。

運動療法で、ひざに負担をかけない体に

オスグッド病の運動療法:太ももの裏のストレッチと、股関節を使うランジ

太ももの裏のストレッチ、股関節を使うランジ

当院がとくに大切にしているのが、運動療法です。

太ももの裏のストレッチや、股関節を使う運動を、回復に合わせて進めます。

何をどこまで進めるかは、ひざの状態を見てお伝えします。

当院の運動療法と、体の使い方の見直し

オスグッド病は、ひざの前に負担が集まることで起きやすいため、運動療法とあわせて体の使い方も一緒に見直します。股関節をうまく使えるようになると、ひざの下への負担を減らせます。

  1. ストレッチ:あおむけでタオルを足にかけ、太ももの裏をゆっくりのばします。
  2. 股関節を使う運動:背すじをのばしたまま、骨盤を前に傾けてランジをします。
  3. しゃがみ方:おしりを後ろに引いて、ひざが前に出すぎないようにしゃがみます。
  4. 着地のしかた:ひざとつま先を、同じ向きにそろえます。

どの運動をいつ始めるかは、ひざの状態を見て当院がお伝えします。

当院のオスグッド病の運動療法:太ももの裏のストレッチ、骨盤を前に傾けるランジ、おしりを引いてしゃがむ、ひざとつま先を同じ向きに

当院がおすすめする通院のペース

オスグッド病の通院ペース:はじめは毎日、良くなったら週3回、さらに良くなったら週2回、復帰の前に最終確認

通院のペースは、症状によって変わります。

当院がおすすめする、オスグッド病の通院のペースです。

  1. はじめの時期(なるべく毎日):ひざの下を確かめ、固定と物理療法を行います。
  2. 良くなってきたら(週3回):ストレッチと運動療法を少しずつ増やします。
  3. さらに良くなったら(週2回):体の使い方を、練習の動きで確かめます。
  4. 練習・試合の前(最終確認):痛みが残っていないか確かめます。

回数を減らすタイミングは、ひざを見て、こちらからお伝えします。

困ったときは、いつでもご相談ください

こんなときは、すぐご連絡を

  • ひざの下が強く腫れてきた
  • ひざが熱をもつ・赤くなる
  • 痛くて歩けない
  • 夜も痛む・休んでも痛む
  • ジャンプや着地で、急に強く痛んだ
  • 熱がある・体がだるい

おうちで守ってほしいこと

  • 痛みをがまんして、練習しない
  • 練習の前後に、太ももの裏をのばす
  • 練習のあとは、ひざの下を冷やす
  • テーピングやサポーターは、教わったとおりに
  • 練習を休むか、いつ戻るかは、ご相談ください

オスグッド病に関するよくあるご質問

ここでは、成長期のひざの下の痛み「オスグッド病」に関するよくあるご質問をご紹介します。

オスグッド病ってなに?

成長期に、太ももの前の筋肉がひざの下の出っぱりを強く引っぱり、痛みが出る状態です。

太ももの前の筋肉が、ひざの下の出っぱりを引っぱるイラスト

正しくは「オスグッド・シュラッター病」といいます。

太ももの前の筋肉は、ひざのお皿の下のすじを通して、すねの上の出っぱりにつながっています。成長期のこの出っぱりには、まだやわらかい成長軟骨があります。

ジャンプ・ダッシュ・ボールをける動きをくり返すと、ここが強く引っぱられ、痛みや腫れが出たり、出っぱりが目立ってきたりします。

10〜15歳ごろの、スポーツをしている子に多くみられます。

練習は休まないといけないの?

痛みの強さに合わせて、練習量を調整します。すべてを休むとは限りません。

練習のあとは、ひざの下を冷やす

まず、エコーでひざの下の状態を確かめます。そのうえで、次のような施術を組み合わせます。

  1. 練習量の調整:痛みが強い時期は、痛む動きを控えます
  2. 固定:テーピングやサポーターで、ひざの下を守ります
  3. 物理療法:超音波などで、回復を助けます
  4. 運動療法:太ももの裏のストレッチや、股関節を使う運動を行います

練習を休むか、いつ戻るかは、ひざの状態を見てお伝えします。

大人になっても痛みは続くの?

多くは、成長とともに落ち着いていきます。

オスグッド病は、成長とともに落ち着くことが多い痛みです

オスグッド病は、骨の成長が終わるころには落ち着いていくことが多い痛みです。研究では、10人中9人以上が手術をせずに良くなっていると報告されています。

ただし、良くなったり悪くなったりをくり返し、時間がかかることもあります。骨の成長が終わっても強い痛みが残るときは、手術が検討されることもあります。

当院では、エコーで状態を確かめ、必要なときは精密検査をご紹介します。気になるときは、早めにご相談ください。

成長痛とは、ちがうの?

オスグッド病は、ひざの下の出っぱりを押すと痛むのが特徴です。

オスグッド病は、太ももの前の筋肉がひざの下の出っぱりを引っぱって痛む(成長痛とのちがい)

いわゆる「成長痛」は、夕方から夜にかけて足のあちこちが痛むことが多く、押しても痛い場所がはっきりしません。

オスグッド病は、ひざの下の出っぱりに痛みや腫れがあり、押したり、ジャンプやダッシュをしたりすると痛みます。

どちらかはっきりしないときは、ひざを見て確かめます。

ひざのバンド(サポーター)は、つけたほうがいいの?

痛みに合わせて、テーピングやサポーターを使います。

オスグッド病で使うテーピングとサポーター

テーピングやサポーターは、ひざの下にかかる負担をやわらげる助けになります。

ただし、つけるだけでは、太ももの前のかたさや体の使い方は変わりません。ストレッチや運動療法とあわせて使うことが大切です。

使うかどうか・使う期間は、ひざを見て決めます。

それでもお困りなら

永田接骨院 院長 永田和平

永田接骨院 院長の永田です。
あなたのお悩みの解決をサポートします。

当院では、触診や、必要に応じてエコーを使い、ひざの下の状態をしっかり確かめています。

そのうえで、症状に合わせた固定の方法をご提案しています。

また、当院は運動療法を大切にしています。ストレッチから股関節を使う運動、体の使い方の見直しまで、段階的に行っています。

成長期のひざの痛みでお困りなら、お子さんと保護者の方で、お気軽にご相談ください。

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