〒470-0331 愛知県豊田市平戸橋町永和131
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※土曜日は~18:30まで開院、定休日:木曜午後・日曜・祝祭日
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野球肘のひとつ、肘の内側側副靱帯損傷は、投げる動きのたびに、肘の内側にある靱帯が引っぱられ、傷ついたり切れたりするけがです。野球の投手やキャッチャーに多く、ソフトボールややり投げなど、腕を振って投げるスポーツでも起こります。
投げるのをやめると痛みが引くことが多いため、「少し痛いだけ」とがまんして投げ続けてしまいがちです。けれども、靱帯がゆるんだまま投げ続けると、痛みをくり返し、全力で投げられなくなることがあります。
当院は、運動療法を大切にしています。
豊田市の永田接骨院では、まず手の検査とエコーで肘の内側を確かめ、投げる量の調整と運動療法で、また投げられる肘への回復を助けます。
成長期の子どもでは、靱帯より、骨の端(肘の内側の出っぱり)を傷めていることも多くあります。手や指がしびれるときは、神経が関わっていることもあります(肘部管症候群)。ひとつでも当てはまるときは、がまんして投げ続けず、まず当院へご連絡ください。痛むときは投げるのをやめ、肘の内側を冷やしてください。
投げるのを休んで痛みが引いても、靱帯が元どおりになっているとは限りません。痛みをがまんして投げ続けると、靱帯がのびたまま、投げるたびに肘の内側が開き、痛みをくり返すことがあります。全力で投げられなくなり、靱帯を作り直す手術がすすめられることもあります。
アメリカ・ニューヨーク州の記録を10年分調べた研究では、肘の内側の靱帯を作り直す手術は、人口10万人あたり0.15件から0.45件へと約3倍に増え、17〜20歳で増え方が目立っていました。
出典:Hodgins JL, et al. Am J Sports Med 2016(ニューヨーク州の外来手術の記録、2002〜2011年)
だから、痛みが出はじめたときに、投げる量を調整して靱帯を守ることが大切です。大人の投手の手術や、肩の投球障害についてはスポーツ選手に対する投球障害のページもご覧ください。
野球肘については、国内外で多くの研究が行われています。ここでは、その一部をご紹介します(数字は研究の報告で、当院の成績ではありません)。
投げすぎると、肘や肩を痛めやすくなります
アメリカの9〜14歳の投手476人を1シーズン調べた研究では、約2人に1人が、シーズン中に肘か肩の痛みを感じていました。1試合やシーズンで投げた球の数が多いほど、痛みが多くなっていました。また、9〜14歳の投手481人を10年間調べた研究では、1年に100イニングより多く投げた年があった投手は、肘・肩の手術や、けがで野球をやめる危険が約3.5倍でした。
どちらも、内側の靱帯のけがだけでなく、肘や肩のけが全体の数字です。
完全に切れていなければ、多くは手術をしない治療で投げられるようになります
アメリカのプロ野球の1球団で、肘の内側の靱帯を傷めた選手を調べた研究では、靱帯が完全には切れておらず、手術をしない治療とリハビリを最後まで受けた31人のうち、約8割(26人)が元のレベルに戻っていました。靱帯が完全に切れていた8人は、手術を受けていました。
プロの選手の研究で、人数の少ない研究ですが、完全に切れていないけがの多くは、手術をしないで回復をめざせることを示しています。当院では、痛みに合わせて、投げる量を3段階で調整します。
出典:Ford GM, et al. Am J Sports Med 2016(アメリカのプロ野球選手43人、MRIで程度を分けて調べた研究)
日本の8〜11歳の野球選手305人を1年間調べた研究では、肩・股関節・背中のストレッチと筋力の運動を続けたチームは、肘の内側のけがが約半分でした(練習・試合1,000回あたり0.8件と1.7件)。靱帯だけでなく、成長中の骨のけがもふくむ「肘の内側のけが」の研究で、運動はストレッチと筋力の18種類でした。
肘だけで投げると、内側に負担が集まります。股関節・体幹(お腹と背中)・肩甲骨を使って、体全体で投げることが大切です。
だから当院では、最初の見きわめと、投げる量の調整を大切にし、運動療法で、くり返さない投げ方と体づくりまでお手伝いします。
出典:Sakata J, et al. Am J Sports Med 2018(日本の8〜11歳の野球選手305人)
確かめる・負担を減らす・動かすの3つを組み合わせて、回復をサポートします。
痛みがあるうちは投げるのを休み、痛みが引いたら近い距離から、痛みなく投げられたら少しずつと、投げる量を段階的にもどします。投げるのを休む間も、下半身や体幹の運動はできます。必要なときは、テーピングやサポーターで肘を守ります。
手の検査とエコーで、靱帯が大きく切れていることが考えられるときは、当院から病院へ、MRIなどの精密検査をご紹介します。ご紹介した場合は、病院の方針に合わせて、当院で運動療法を進めます。けがの保存療法の考え方はスポーツ外傷の保存療法のページもご覧ください。
どんなに良い運動療法も、時期とやり方を間違えると、靱帯がゆるんだままになったり、また傷めたりします。当院では、肘の痛みと、投げられる量に合わせて段階を進めます。
これらの運動は、予防の運動で肘の内側のけがが約半分になった日本の研究(Sakata 2018)の考え方をもとに選んでいます。運動の種類と始める時期は、肘の状態を見てお伝えします。
成長期の子どもでは、骨の端を傷めていることもあります。少し痛いだけでも、まず当院へご連絡ください。
ここでは、「野球肘(肘の内側側副靱帯損傷)」に関するよくあるご質問をご紹介します。
内側の靱帯のけがの多くは、投げる量の調整と運動療法で回復をめざします。研究でも、靱帯が完全には切れていなかった選手の多くが、手術をしない治療で元のレベルに戻ったと報告されています。
靱帯が大きく切れていることが考えられるときは、当院から病院へ精密検査をご紹介します。ご紹介した場合は、病院の方針に合わせて運動療法を進めます。
内側の靱帯は、肘の内側で骨と骨をつなぐ靱帯で、投げる動きで引っぱられて傷つきます。成長期の子どもでは、靱帯より骨の端(肘の内側の出っぱり)のほうが弱く、こちらを傷めることも多くあります。ゴルフ肘は、大人に多い、腱の付け根の痛みです。
傷む所によって、投げるのを休む期間や進め方が変わるため、年齢や痛む動きを確かめ、エコーで見分けます。くわしくは野球肘(子どものひじの内側の骨のはがれ)・ゴルフ肘(肘の内側の痛み)のページを、肘の外側が重い・伸びきらないときは野球肘(ひじの外側の軟骨のけが)のページを、ほかの肘の痛みについては肘の痛みのページをご覧ください。
当院では、手の検査とエコーで、内側の靱帯の傷みと、骨の端に変化がないかをしっかり確かめています。
投げる量を段階的に調整して靱帯を守り、靱帯が大きく切れていることが考えられるときは、精密検査のできる病院を当院からご紹介しています。
また、当院は運動療法を大切にしています。投げるのを休む間にする股関節や肩の後ろの運動から、手首を曲げる筋肉の運動、投げ方の見直し、投球の復帰まで、段階的に行っています。
投げると肘の内側が痛むときは、まず当院へご連絡ください。受付時間内はお電話、休日・祝日・時間外はLINEで、来院できる日時をご相談します。
この記事の監修:永田接骨院 院長 永田 和平(ながた わへい)
柔道整復師(13年目)。米田病院・よねだクリニックでアキレス腱断裂などの保存療法を学び、2018年から永田接骨院へ。日本臨床スポーツ医学会・日本足の外科学会 会員。日本足の外科学会などで学会発表、日本足の外科学会誌に論文掲載。
院長のプロフィールはこちら → 院長ごあいさつ
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豊田市の原様
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