〒470-0331 愛知県豊田市平戸橋町永和131
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※土曜日は~18:30まで開院、定休日:木曜午後・日曜・祝祭日
☆第2,3,4,5木曜午前のみ開院、第1木曜日はお休み

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骨粗しょう症(骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気)

背が縮んだ・軽く転んで骨折したなら、骨粗しょう症かもしれません

骨の中が、すかすかになる病気です

骨粗しょう症は、骨の中がすかすかになり、骨がもろくなる病気です。痛みがないまま進むことがほとんどで、軽く転んだ・しりもちをついたといった小さなきっかけで骨折して、はじめて気づく方も少なくありません。

診断(骨密度の検査)とお薬は、病院の役割です。当院では、姿勢や背の高さ・骨折のサインから早く気づいて精密検査をご紹介し、転ばない体づくりの運動療法で、次の骨折を防ぐお手伝いをします。

当院は、運動療法を大切にしています。

病院のお薬と当院の運動療法の両方で、骨を守るお手伝いをします。

こんな症状はありませんか?

  • 背が縮んだ(若いころより)
  • 背中が丸くなってきた
  • 軽い転倒やしりもちで骨折した
  • 閉経後、または70歳以上である
  • つまずきやすく、転ぶのがこわい

骨粗しょう症は、骨の中がすかすかになる病気です

骨の中の様子(イメージ)

骨の中は、細い骨があみ目のように組み合わさって、体を支えています。年を重ねたり、女性では閉経のあとにホルモンが減ったりすると、このあみ目が細く、まばらになり、骨がもろくなります。これが骨粗しょう症です。男性も、年を重ねると骨は弱くなります。

  1. 正常:骨の中のあみ目が、太くしっかりしています。
  2. 骨粗しょう症:あみ目が細く、まばらになります。

骨を切った中の様子のイメージです。痛みがないまま進むため、見た目や痛みだけでは分かりません。骨の強さは、骨密度の検査で調べます。

軽い力で、手首・背骨・足の付け根が折れやすくなります

骨がもろくなると、ふだんなら折れないような軽い力で骨折します。とくに多いのが、転んで手をついたときの手首(コーレス骨折)、しりもち・重い物・せきでも起こる背骨(脊椎圧迫骨折)、つまずいて転んだときの足の付け根(大腿骨頸部骨折)の3か所です。

背骨の骨折は痛みが少なく、気づかないこともあります。背が縮んだ・背中が丸くなってきたときは、背骨が少しずつつぶれていることがあります。

軽い力で折れやすい3か所

  1. 手首:転んで手をついたときに折れやすい場所です。
  2. 背骨:しりもち・重い物を持つ・せきなどの軽い力でもつぶれることがあります。
  3. 足の付け根:つまずいて転んだときに折れやすく、歩けなくなることがあります。

研究でわかっていること

骨粗しょう症については、国内外で多くの研究が行われています。ここでは、その一部をご紹介します(数字は研究の報告で、当院の成績ではありません)。

思っているより、身近な病気です
日本の住民1,906人の骨密度を調べた研究では、70歳以上の女性の約5人に2人(38.8%)が骨粗しょう症でした。

また、日本(広島)をふくむ世界の11の研究(男女60,161人)のまとめでは、骨折したことがある人は、ない人に比べて次の骨折が約2倍(1.86倍)起きやすいことがわかっています。「年のせい」と思わず、骨の状態を知ることが大切です。

思っているより、身近な病気です

出典:Yoshimura N, et al. J Bone Miner Metab 2022;40:829-38/Kanis JA, et al. Bone 2004;35:375-82

放っておくと、骨折が続きます
骨がもろいままだと、1つの骨折が次の骨折を呼びます。骨折すると動くのがこわくなり、足腰が弱って転びやすくなり、また骨折する――という流れです。足の付け根の骨折では、寝たきりのきっかけになることもあります。骨折は、骨粗しょう症に気づくきっかけでもあります。

骨のお薬は、病院で相談を
背骨の骨折がある閉経後の女性2,027人の海外の研究では、骨を強くするお薬を3年間使った人は、背骨の新しい骨折が約半分(お薬を使った人8.0%、使わなかった人15.0%)でした。お薬の相談・処方は病院の役割で、当院ではお薬の処方は行いません。お薬は自分でやめず、主治医に相談しましょう。最初の骨折で、くい止めることが大切です。

出典:Black DM, et al. Lancet 1996;348:1535-41

最初の骨折で、くい止めることが大切です

運動療法で、転ばない体へ

運動療法で、骨折と転倒を防ぐ

45歳以上の20の研究のまとめでは、運動を続けた人は、軽い力での骨折が約3分の1減っていました(0.67倍)。とくにスタッフが付いて行う運動で効果が大きく、ひとりで行う運動では差がはっきりしませんでした。

骨の少ない閉経後の女性101人の研究では、強めの筋力トレーニングとかかと落としを、スタッフがついて8か月続けた人は、背骨の骨の量がふえていました(軽い運動を家で続けた人は、少し減っていました)。

また、60歳以上の方の59の研究(12,981人)のまとめでは、バランスや筋力の運動で、転ぶ回数が約4分の1減っていました(0.77倍)。骨折と転倒の研究は、骨粗しょう症の方に限らない研究です。

当院では、骨の状態と歩き方を見ながら、骨に負荷をかける運動療法と転ばない体づくりを一緒に進めます。

出典:Kemmler W, et al. J Bone Miner Res 2022;37:2132-48/Watson SL, et al. J Bone Miner Res 2018;33:211-20/Sherrington C, et al. Cochrane Database Syst Rev 2019;1:CD012424

当院の3つの施術

気づく・暮らしを整える・動かすの3つで、骨折しにくい体を目指します。

早く気づいて、病院へおつなぎします

当院→病院→当院の流れ

姿勢や背の高さの変化、背中をたたいたときの痛み、軽い転倒での骨折など、骨粗しょう症のサインを確かめます。骨の強さは骨密度の検査で調べるため、必要なときは、精密検査(骨密度)をご紹介します。骨折が疑われるときはエコーで確かめ、病院と連携します(骨折の保存療法)。

当院(姿勢・背の高さ・骨折のサイン)→ 病院(骨密度の検査・お薬の相談)→ 当院(運動療法・転ばない体づくり)の流れで、骨を守るお手伝いをします。

骨をつくる生活と、転ばない家の工夫をお伝えします

骨をつくる食事と日光・転ばない家の工夫

カルシウム(牛乳・小魚・大豆)・ビタミンD(魚・きのこ)・たんぱく質(肉・魚・卵を毎食)をとる食事と、明るいうちに散歩して日光に当たることが、骨づくりを助けます。

家の中では、段差をなくす・足元を明るくする・手すりをつける・かかとのある靴を選ぶといった工夫で、転ぶきっかけを減らします。背中や腰の痛みがあるときは、姿勢の指導と手技でケアします。

運動療法で、転ばない体をつくります

スクワット・かかと落とし

当院がとくに大切にしているのが、運動療法です。いすの前で行うスクワットで脚の力をつけ、かかと落としで骨に刺激を伝え、つかまっての片脚立ちでバランスをきたえます。

研究でも、スタッフが付いて行う運動で骨折を防ぐ効果が大きく、スタッフがついて行う強めの筋力トレーニングとかかと落としで骨の量がふえていました。当院では立ち上がりや歩き方を見ながら、一緒に、安全に進めます。

当院の運動療法(時期別)

どんなに良い運動療法も、やり方を間違えると、転んだり痛めたりすることがあります。当院では、立ち上がりや歩き方、骨の状態に合わせて段階を進めます。

  1. まずは:スクワット・胸を開く いすの前で脚の力をつけ、背すじをのばします。
  2. 慣れてきたら:かかと落とし つま先立ちからかかとを落とし、その刺激を骨に伝えます。
  3. さらに:つかまって片脚立ち バランスをきたえ、転ばない体をつくります。

運動の内容は、立ち上がり・歩き方と骨の状態を見て決めます。スタッフがそばで見ながら、安全に進めます。

当院の運動療法

まずはいすの前でスクワットと胸を開く運動、慣れてきたらかかと落とし、さらにつかまって片脚立ちへと進めます。

当院がおすすめする通院のペース

通院のペースは、症状によって変わります。

  1. 痛みがある時期はなるべく毎日:骨折のサインを確かめ、痛みのケアと運動療法を行います。
  2. 良くなってきたら週3回:運動療法の段階を進めていきます。
  3. さらに良くなったら週2回:歩き方やバランス、家での過ごし方を見直します。
  4. リハビリ完了時に最終確認:立ち上がり・歩き方をあわせて確かめます。

回数を減らすタイミングは、症状を見て、こちらからお伝えします。

困ったときは、いつでもご相談ください

こんなときは、すぐご連絡を

  • 転んだあと、足の付け根が痛くて立てない・歩けない
  • 寝返り・起き上がりで、背中や腰が強く痛む
  • 手をついて転び、手首が腫れて痛む
  • 脚がしびれる・力が入らない

骨折していることがあります。すぐに当院か病院へご連絡ください。

おうちで守ってほしいこと

  • 骨のお薬は自分でやめず、主治医に相談する
  • カルシウム・ビタミンD・たんぱく質をとる
  • 明るいうちに散歩し、日光に当たる
  • 段差をなくし、足元を明るく、手すりを
  • かかとのある、すべらない靴をはく

骨粗しょう症に関するよくあるご質問

ここでは、「骨粗しょう症」に関するよくあるご質問をご紹介します。

痛みがなくても、骨粗しょう症のことはある?

あります。痛みがないまま進むことがほとんどです。

骨粗しょう症は、骨折してはじめて気づく方も少なくありません。研究では、日本の70歳以上の女性の約5人に2人が骨粗しょう症でした。

背が縮んだ・背中が丸くなってきた・軽い転倒で骨折したといったサインがあれば、骨密度の検査をおすすめします。必要なときは、精密検査(骨密度)をご紹介します。

接骨院で、骨粗しょう症の治療はできる?

診断とお薬は病院の役割です。当院は、気づくことと運動療法でお手伝いします。

骨粗しょう症の診断(骨密度の検査)とお薬は、病院の役割です。当院ではお薬の処方は行いません。お薬は自分でやめず、主治医に相談しましょう。

当院でできるのは、サインに早く気づいて病院へおつなぎすること、転ばない体づくりの運動療法、背中や腰の痛みのケア、骨折したときの見きわめと固定です。研究でも、スタッフが付いて行う運動で骨折を防ぐ効果が大きかったため、病院のお薬と当院の運動療法の両方で、骨を守るお手伝いをします。

背骨の圧迫骨折とはちがうの?

骨粗しょう症は「病気」、圧迫骨折はそのために起こる「骨折」です。

骨粗しょう症は「骨がもろくなる病気」で、脊椎圧迫骨折はそのために背骨がつぶれる「骨折」です。骨粗しょう症があると、しりもち・せき・重い物を持つくらいの力でも背骨がつぶれることがあります。

寝返り・起き上がりで背中や腰が痛む場合は、圧迫骨折のことがあるので、早めにご相談ください。転んで足の付け根が痛む場合は大腿骨頸部骨折のこともあります。

それでもお困りなら

永田接骨院 院長の永田です。
あなたのお悩みの解決をサポートします。

当院では、姿勢や背の高さ・骨折のサインから、骨粗しょう症に早く気づくことを大切にしています。

そのうえで、必要なときは精密検査(骨密度)をご紹介し、病院のお薬と当院の運動療法の両方で、骨を守るお手伝いをしています。

また、当院は運動療法を大切にしています。立ち上がり・歩き方を見ながら、転ばない体づくりを一緒に進めています。

骨のこと、転ぶのが心配なことでお困りなら、お気軽にご相談ください。ご家族からのご相談もお受けしています。

この記事の監修:永田接骨院 院長 永田 和平(ながた わへい)
柔道整復師(13年目)。米田病院・よねだクリニックでアキレス腱断裂などの保存療法を学び、2018年から永田接骨院へ。日本臨床スポーツ医学会・日本足の外科学会 会員。日本足の外科学会などで学会発表、日本足の外科学会誌に論文掲載。
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