〒470-0331 愛知県豊田市平戸橋町永和131
名鉄三河線「平戸橋駅」から徒歩3分
東海環状自動車道「豊田勘八IC」より車で7分
※土曜日は~18:30まで開院、定休日:木曜午後・日曜・祝祭日
☆第2,3,4,5木曜午前のみ開院、第1木曜日はお休み
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ずれの少ない骨折は歩けることもあります。「歩けたから大丈夫」と思わないでください。
ずれの少ない骨折でも、そのまま立ったり歩いたりしていると、ずれが大きくなることがあります。骨頭はずれると血が届きにくくなり、骨がつきにくくなります。
また、痛くて動けない日が続くと、ご高齢の方は筋肉や体力が落ちやすく、寝たきりにつながることもあります。早く見つけて、早く治療を始め、早く動き出すことが大切です。
大腿骨頸部骨折については、多くの研究が行われています。ここでは、その一部をご紹介します(数字は研究の報告で、当院の成績ではありません)。
多い骨折で、早い手術が大切
日本の全国調査では、2017年に足の付け根を骨折した方は約19万人と推計され、4人に3人は女性でした(頸部と、そのすぐ下の骨折を合わせた数です)。また、60歳以上の方の28の研究(31,242人)をまとめた報告では、2日以内に手術を受けた方は、それより遅れた方にくらべて合併症が約半分(8%と17%、1つの研究の値)でした。転んだあとの痛みは、早く見きわめることが大切です。
ずれの少ない骨折でも、あとからずれることも
ずれの少ない(骨がかみ合った形の)頸部骨折で、手術をしなかった方と手術をした方をくらべた47の研究のまとめでは、手術をしなかった方の約4人に1人(23%)が、あとから骨がずれていました。イギリスの病院で、はじめに手術をせずに様子を見たご高齢の方38人の研究でも、約3人に1人があとで手術になりました(手術ができない・望まない方が中心の、人数の少ない研究です)。「歩けるから」と様子を見ず、最初の見きわめを大切にしましょう。
出典:Vidakovic H, et al. Hip Int 2024;34:260-9(47研究のまとめ)/Cara J, et al. Eur Geriatr Med 2026(イギリスの病院、38人)
足の付け根の骨折の手術の後に、歩く・バランス・立ち上がりなどの練習を調べた40の試験(4,059人)のまとめでは、退院してからの運動療法で、動く力や歩く速さが良くなっていました。病院のリハビリを終えた方232人の比較でも、家で運動を続けた方は、6か月後の動く力が少し良くなっていました。さらに、地域で暮らす60歳以上の方の59の研究では、運動で転ぶ回数が約4分の1減っていました(骨折した方だけの研究ではありません)。
手術は病院で、手術の後の歩く練習と転ばない体づくりは当院で。病院の先生の方針に合わせて、運動療法で元の生活に近づけるようお手伝いします。
出典:Fairhall NJ, et al. Cochrane Database Syst Rev 2022;9:CD001704(40試験のまとめ)/Latham NK, et al. JAMA 2014;311:700-8(232人の比較)/Sherrington C, et al. Cochrane Database Syst Rev 2019;1:CD012424(59研究のまとめ)
確かめる・負担を減らす・動かすの3つを組み合わせて、回復をサポートします。
転んだあとの足の付け根の痛みを、押して痛む場所・脚の長さや向き・動かしたときの痛みで確かめ、エコーで骨の表面の段差や、関節の中の血のたまりがないかを見ます。
骨折が疑われるときは、すぐに精密検査ができる病院をご紹介します。骨折かどうかの確定は、病院のレントゲンやMRIで行います。
大腿骨頸部骨折の多くは手術が必要です。当院で見きわめたあと、精密検査と手術は病院で行い、手術の後の運動療法を当院で行います。
手術をしないで様子を見る方も、病院の先生の方針に合わせて、体の動かし方と運動療法をお手伝いします。ほかの骨折については骨折のページをご覧ください。
手術の後は、病院の先生の方針(体重のかけ方など)に合わせて、歩く道具と運動療法の段階を進めます。
進め方は、動きと股関節を見てお伝えします。
ここでは、「大腿骨頸部骨折」に関するよくあるご質問をご紹介します。
ずれの少ない大腿骨頸部骨折は、歩けることがあります。研究でも、ずれの少ない骨折で手術をしなかった方の約4人に1人が、あとから骨がずれていました。
転んだあと足の付け根の痛みが続くときは、「歩けたから大丈夫」と思わず、早めにご相談ください。
大腿骨頸部骨折の多くは、病院での手術が必要です。当院の役割は、転んだあとの痛みをすぐに見きわめて病院へおつなぎすること、そして手術の後に歩く力と転ばない体を取り戻す運動療法をお手伝いすることです。
病院の先生の判断で手術をしない方も、その方針に合わせて運動療法をお手伝いします。
大腿骨頸部骨折は、転ぶなどのきっかけで太ももの骨の付け根(首の部分)が折れるけがです。特発性大腿骨頭壊死症は、骨頭への血の流れが悪くなり、はっきりしたきっかけがなくても骨頭が弱って痛む病気です。
どちらも足の付け根が痛みますが、原因と治療の進め方がちがいます。足の付け根の痛みが続くときは、まずご相談ください。
当院では、転んだあとの足の付け根の痛みを、押して痛む場所・脚の長さや向き・動かしたときの痛みとエコーでしっかり確かめています。
骨折が疑われるときは、すぐに病院をご紹介し、手術の後は病院の先生の方針に合わせて、歩く力と転ばない体を取り戻す運動療法でお手伝いします。スポーツなどで足の付け根が痛む方は、グローインペイン症候群のページもご覧ください。
ご家族の方も、お気軽にご相談ください。休みの日・時間外も、できるかぎり対応します。
この記事の監修:永田接骨院 院長 永田 和平(ながた わへい)
柔道整復師(13年目)。米田病院・よねだクリニックでアキレス腱断裂などの保存療法を学び、2018年から永田接骨院へ。日本臨床スポーツ医学会・日本足の外科学会 会員。日本足の外科学会などで学会発表、日本足の外科学会誌に論文掲載。
院長のプロフィールはこちら → 院長ごあいさつ
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