〒470-0331 愛知県豊田市平戸橋町永和131
名鉄三河線「平戸橋駅」から徒歩3分
東海環状自動車道「豊田勘八IC」より車で7分
※土曜日は~18:30まで開院、定休日:木曜午後・日曜・祝祭日
☆第2,3,4,5木曜午前のみ開院、第1木曜日はお休み
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シーバー病(セーバー病・踵骨骨端症〈しょうこつこったんしょう〉)は、成長期の子どものかかとの骨の端が痛む状態です。8〜12歳ごろの、サッカーや陸上、バスケットボールなど、走る・跳ぶスポーツをする子によく見られます。
成長期のかかとの骨の端は、まだやわらかい骨で、アキレス腱と足の裏の膜にくり返し引っぱられて痛みます。「成長痛だから」とがまんしているうちに、かかとをかばってつま先で歩くようになる子もいます。
当院は、運動療法を大切にしています。
豊田市の永田接骨院では、エコーでかかとの骨の端とアキレス腱を確かめ、かかとを守る工夫と練習量の調整、運動療法で回復を助けます。
大人のアキレス腱まわりの痛みについては、アキレス腱損傷のページでご紹介しています。
走る・跳ぶをくり返すと、アキレス腱と足の裏の膜に、かかとの骨の端がくり返し引っぱられ、痛みが出ます。シーバー病の子どもにかかわる体の特徴を集めた研究のまとめでは、足首の反りが小さい(ふくらはぎがかたい)ことがいちばんよく調べられていました。日本の体操をする子ども37人を6か月追った研究では、土踏まずが低い子・片脚のバランスが苦手な子がシーバー病になっていました(人数の少ない研究です)。
出典:Nieto-Gil P, et al. BMJ Open 2023;13:e064903/Kinoshita K, et al. Heliyon 2024;10:e38717
シーバー病については、国内外で研究が行われています。ここでは、その一部をご紹介します(数字は研究の報告で、当院の成績ではありません)。
よくある痛みで、長く続くほど痛みが強い
徳島県の8〜12歳の少年サッカー選手602人へのアンケートでは、約3人に1人(31.1%)が、かかとの痛みを経験していました(シーバー病と診断された数ではなく、かかとの痛みの数字です)。また、オーストラリアでシーバー病と診断された8〜14歳124人の研究では、痛みが長く続いている子ほど、痛みが強いことがわかりました。
がまんすると、かばう歩き方になり、くり返しやすくなります
「そのうち良くなる」と練習を続けると、かかとをかばってつま先で歩くようになります。かかとをつけない歩き方が続くと、ふくらはぎがさらにかたくなり、かかとの骨の端がもっと引っぱられ、痛みが出たり引いたりをくり返します。成長が止まるまで続くこともあり、練習を長く休むことにもなりかねません。だから、痛みが軽いうちに見きわめることが大切です。
オランダの8〜15歳101人を、様子を見る・かかとを上げるインソール・運動療法の3つに分けて比べた研究では、6週間の時点でインソールの子の満足度がいちばん高くなりました。3か月後にはどの方法でも痛みが軽くなり、大きな差はありませんでした。オーストラリアの8〜14歳124人の研究でも、最初の1〜2か月は、かかとを上げるインソールのほうが市販の足底板より動きやすく、6か月・1年では差がありませんでした(どちらも2〜3種類の方法を比べた研究です)。
2026年の研究のまとめ(10研究・654人)では、研究はまだ少なく、どの方法がいちばん良いかははっきりしていないとされています。どの方法でも少しずつ軽くなっていく痛みなので、がまんして練習を続けるのではなく、かかとを守りながら、できる練習を続けることが大切です。
当院ではエコーでかかとを確かめ、テーピング・足底板と練習量の調整でかかとを守りながら、運動療法でくり返さない体づくりを進めます。
出典:Wiegerinck JI, et al. J Pediatr Orthop 2016;36:152-7(オランダ、8〜15歳101人)/James AM, et al. Br J Sports Med 2016;50:1268-75(オーストラリア、8〜14歳124人)/Williams CM, et al. Cochrane Database Syst Rev 2026;7:CD015156(研究のまとめ)
確かめる・守る・動かすの3つを組み合わせて、回復を助けます。
かかとの後ろからエコーを当て、骨の端の線がでこぼこしていないか、まわりが腫れていないか、アキレス腱に傷みがないかを、痛くない側とも比べながら確かめます。画面を一緒に見ながら、保護者の方にもご説明します。
骨折など、ほかのけがが疑われるときは、精密検査のできる病院をご紹介します。
かかとを包むテーピングや、かかとを支える足底板(インソール)で、骨の端にかかる負担を減らします。
練習は、痛みが強いときは走る・跳ぶをお休み、少し痛いときは量をへらし、痛みがなくなったら少しずつもどします。休むだけにせず、かかとに負担の少ないできる練習をお伝えします。
どんなに良い運動療法も、時期とやり方を間違えると、痛みがぶり返したり、回復が遅れたりします。当院では、かかとの状態に合わせて段階を進めます。
進め方は、かかとの状態を見てお伝えします。スポーツへの復帰は、走る・跳ぶ・着地の動きや片脚で立つバランス、左右の差と、押したときの痛み・エコーで見た骨の端・足首の反りぐあいなどのかかとの状態をあわせて決めます。
ここでは、成長期のかかとの痛み「シーバー病」に関するよくあるご質問をご紹介します。
かかとを押すと痛い、走ったあとにかかとが痛む、つま先で歩くといったときは、シーバー病のことがあります。シーバー病は成長が止まると起こらなくなりますが、それまでは痛みをくり返しやすく、痛みが長く続くほど強くなるという研究もあります。
がまんせず、早めにご相談ください。当院ではエコーでかかとを確かめ、できる練習をお伝えします。
痛みが強いときは、走る・跳ぶ練習をお休みします。少し痛いときは練習の量をへらし、痛みがなくなったら少しずつもどします。
休むだけにせず、テーピングや足底板(インソール)でかかとを守りながら、かかとに負担の少ない練習や運動療法を続けます。
当院では、エコーで、かかとの骨の端とアキレス腱をしっかり確かめています。
そのうえで、テーピングや足底板でかかとを守り、痛みに合わせて練習の量を調整し、運動療法でくり返さない体づくりを進めます。
また、当院は運動療法を大切にしています。痛みが強いあいだから、走る・跳ぶ練習に戻るまで、段階的に行っています。
「成長痛かな」とお子さまのかかとの痛みでお困りなら、お気軽にご相談ください。休みの日・時間外も、できるかぎり対応します。
この記事の監修:永田接骨院 院長 永田 和平(ながた わへい)
柔道整復師(13年目)。米田病院・よねだクリニックでアキレス腱断裂などの保存療法を学び、2018年から永田接骨院へ。日本臨床スポーツ医学会・日本足の外科学会 会員。日本足の外科学会などで学会発表、日本足の外科学会誌に論文掲載。
院長のプロフィールはこちら → 院長ごあいさつ
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