〒470-0331 愛知県豊田市平戸橋町永和131
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※土曜日は~18:30まで開院、定休日:木曜午後・日曜・祝祭日
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顎関節症は、あごの関節(耳の前にある関節)や、かむための筋肉に負担がかかり、口を開けると痛い・カクカク鳴る・口が大きく開かない、といった症状が出る状態です。あごの関節の骨と骨のあいだには「関節円板」というクッションがあり、これが前にずれると、口を開けるときに音が鳴ったり、引っかかって開きにくくなったりします。
くいしばり・ほおづえ・首が前に出る姿勢など、ふだんのくせが関係していることも多く、若い女性によく見られます。
歯やかみ合わせのことは、必要なときに歯科をご紹介します。
エコーで関節円板の様子を確かめ、かむ筋肉(咀嚼筋)のリリース・調整、くせや姿勢の見直しと首・肩まわりの運動療法で回復を助けます。
あごの関節の骨と骨のあいだには、関節円板というクッションがあります。円板が前にずれても、口を開けるときに元の位置へ戻る場合は「カクッ」と音が鳴ります。ずれたまま戻らなくなると、円板がじゃまをして口が開きにくくなります。
音だけで痛みがない場合も多く、すぐに心配はいりませんが、痛みや開きにくさが出てきたら、早めにご相談ください。
顎関節症については、多くの研究が行われています。ここでは、その一部をご紹介します(数字は研究の報告で、当院の成績ではありません)。
めずらしくない・女性に多い
一般の人を調べた21の研究をまとめた報告では、大人の約3人に1人に、あごの関節の不調(痛みのない、音だけの円板のずれもふくむ)がありました。痛みのある顎関節症はもっと少なく、ドイツの約2万人を診察した研究では約27人に1人(20代では約17人に1人)でした。また、一般の大人2,518人をまとめた研究では、女性は男性の約2倍なりやすいと報告されています。
長引くことも
アメリカで、あごの筋肉の痛みがあった165人を5年間調べた研究では、すっかり良くなった人が約3人に1人、良くなったり痛んだりをくり返した人が約3人に1人、痛みが続いた人が約3人に1人でした。痛む日が多い人や、体のほかの所も痛む人ほど長引きやすかったと報告されています(あごの筋肉の痛みの方の研究で、円板のずれの方の数字ではありません)。我慢せず、くせや姿勢を早めに見直すことが大切です。
出典:Rammelsberg P, et al. J Orofac Pain 2003;17:9-20(アメリカの患者さんと地域の人、165人・5年間)
長引くあごの痛みについての国際的な診療ガイドライン(2023年)では、専門家の指導のもとで行う姿勢の運動や、あごの運動・ストレッチが強くすすめられています。あごの筋肉の痛みの60人を比べた研究では、姿勢の練習を加えた組は4週間で症状が約4割へり、セルフケアだけの組(約1割)より大きく改善しました(人数の少ない研究です)。運動療法と手技の48の研究をまとめた報告でも、あごだけでなく首もふくめた施術と運動に効果が期待されています(研究の質はまだ十分ではありません)。
当院でも、あごに負担をかけるくせや姿勢を一緒に見直し、首・肩まわりの運動療法を中心に進めます。
出典:Busse JW, et al. BMJ 2023;383:e076227(診療ガイドライン)/Wright EF, et al. J Am Dent Assoc 2000;131:202-10(60人の比較)/Armijo-Olivo S, et al. Phys Ther 2016;96:9-25(48研究のまとめ)
確かめる・ゆるめて負担を減らす・動かすの3つを組み合わせて、回復をサポートします。
耳の前にエコーを当て、口を開け閉めしながら、関節円板の位置や動き、関節の腫れを確かめます。画面を一緒に見ながらご説明します。研究では、エコーは口を開けると戻る円板のずれの約8割を見つけられたと報告されています(MRIとくらべた11研究のまとめ)。
エコーで分からないときや、歯・かみ合わせの問題が疑われるときは、歯科や精密検査(MRI)をご紹介します。
出典:Dong XY, et al. Int J Oral Maxillofac Surg 2015;44:852-8(11研究1,096人)
くいしばりなどでかたくなった、かむための筋肉(咀嚼筋:ほおやこめかみの筋肉)をやさしくゆるめ(リリース)、あごが動きやすいように調整します。
あごは食べる・話すたびに動くので、固定はしません。かわりに、ふだんの生活であごを休ませる工夫を一緒に考えます。くちびるは閉じて、上下の歯は離すのが、あごの楽な形です。くいしばりに気づいたら、歯を離して肩と口の力を抜きましょう。歯ぎしりから歯を守るマウスピースは、歯科でご相談ください。
痛みの具合に合わせて、運動療法の段階を進めます。痛みが強い時期は、あごを休ませながら首と姿勢から。落ち着いてきたら肩甲骨や胸を動かし、姿勢を保つ力をつけていきます。
あごそのものの運動は、口の開きや痛みを見て、必要なときにお伝えします。進め方は、痛みを見てお伝えします。
あごの関節や筋肉の痛み、かむ筋肉(咀嚼筋)のリリース・調整、くせ・姿勢の見直し、首・肩まわりの運動療法は当院で。迷うときは、まずご相談ください。歯科の治療と並行して通っていただくこともできます。
ここでは、あごの痛み・音・口の開きにくさ「顎関節症」に関するよくあるご質問をご紹介します。
歯の痛みやかみ合わせの問題、歯ぎしり用のマウスピースは歯科の領域です。あごの関節や筋肉の痛み、かむ筋肉(咀嚼筋)のリリース・調整、くせや姿勢の見直し、首・肩まわりの運動療法は当院でお手伝いできます。
迷うときは、まずご相談ください。当院でエコーで確かめ、必要なときは歯科をご紹介します。歯科の治療と並行して通っていただくこともできます。
口を開けるときに音が鳴るだけで、痛みや開きにくさがなければ、すぐに心配はいらないことが多いです。研究でも、痛みのない円板のずれは大人によく見られます。
ただ、痛みが出てきた・口が開きにくくなった・引っかかるようになったときは、早めにご相談ください。
あごの痛みや音は、「そのうち治まるだろう」と我慢されがちですが、くせや姿勢を早めに見直すことが大切です。当院では、エコーで関節円板の様子を確かめ、必要なときは歯科をご紹介しながら、首・肩まわりの運動療法で回復をサポートしています。
首が前に出る姿勢は、首や肩の痛みにもつながります。むち打ちなど首のけがのあとから、あごが痛むこともあります。
あごの痛みでお困りなら、お気軽にご相談ください。休みの日・時間外も、できるかぎり対応します。
この記事の監修:永田接骨院 院長 永田 和平(ながた わへい)
柔道整復師(13年目)。米田病院・よねだクリニックでアキレス腱断裂などの保存療法を学び、2018年から永田接骨院へ。日本臨床スポーツ医学会・日本足の外科学会 会員。日本足の外科学会などで学会発表、日本足の外科学会誌に論文掲載。
院長のプロフィールはこちら → 院長ごあいさつ
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