〒470-0331 愛知県豊田市平戸橋町永和131
名鉄三河線「平戸橋駅」から徒歩3分
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※土曜日は~18:30まで開院、定休日:木曜午後・日曜・祝祭日
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リスフラン関節は、足の甲の真ん中にあり、土ふまずのアーチを支える要(かなめ)です。けがをすると、骨と骨をつなぐ靱帯が切れたり骨が折れたりして、骨と骨のすき間が開きます。足の甲が腫れて痛むため、足首の捻挫と間違えやすいけがです。
リスフラン関節損傷については、国内外で研究が行われています。ここでは、その一部をご紹介します(数字は研究の報告で、当院の成績ではありません)。
見のがされやすいけがです
CTで確かめたリスフラン関節損傷307人のレントゲンを、医師2人が見直した中国の研究では、約5人に1人は、レントゲンで見つけられませんでした。特に、骨のずれがないけがは見つけにくいと報告されています。「捻挫だから」と様子を見ず、足の甲が腫れたら早めにご相談ください。
ずれたままだと、長引くこともあります
リスフラン関節のずれが残ったままだと、土ふまずのアーチがくずれ、関節がすり減って痛みが長く残ることがあります。手術を受けた48人を約4年追った研究では、約4人に1人に関節のすり減りが見られ、良い結果にいちばん関係したのは「ずれを元の位置に戻せたか」でした。また、見のがされて後から手術した人は、最初に治療した人より足の働きが悪い結果でした。どちらも手術を受けた人の研究ですが、最初の見きわめを大切にしましょう。
出典:Kuo RS, et al. J Bone Joint Surg Am 2000;82:1609-18/Rammelt S, et al. J Bone Joint Surg Br 2008;90:1499-506
スポーツ選手のリスフラン関節損傷について、2024年に足の外科の専門家が国際的に話し合った合意では、骨のずれがなく安定したけがは、手術をせず経過をよく見ながら治療できるとされました。一方、骨がずれたり関節がぐらついたりするけがは、手術でずれを元の位置に戻す必要があるとされています。17の研究をまとめた報告でも、ずれのないけがは手術をしない治療で良い結果でした(どちらも、おもにスポーツ選手の研究です)。
ずれがあるのに、手術をせずに様子を見るのは危険です。だからこそ、最初にずれがあるかどうかを早く見きわめることが大切です。
当院ではエコーでずれの大きさを確かめ、ずれが疑われるときは、すぐに精密検査と手術のできる専門の病院をご紹介します。無理に手術をしない治療に進めることはしません。ずれのないけがは、固定と運動療法で回復を助けます。
出典:Semelsberger SD, et al. Knee Surg Sports Traumatol Arthrosc 2026;34:3079-88(2024年の国際合意)/Robertson GAJ, et al. Foot Ankle Surg 2019;25:654-64
確かめる・負担を減らす・動かすの3つを組み合わせて、回復を助けます。
靱帯が切れていないか、骨と骨のすき間が開いていないかを、けがのない側とも比べながらエコーで確かめます。画面を一緒に見ながらご説明します。
ずれが疑われるときは、精密検査のできる病院をご紹介します。
エコー画像の出典:Yoshimoto K, et al. J Exp Orthop 2025;12:e70434(CC BY 4.0)の図3を切り出し、文字を加えました。
骨折があるときは、ギプスやシーネ(板を添える固定)でしっかり固定します。靱帯のけがのときは、テーピングや足底板(アーチを支える中敷き)で、足の甲への負担を減らします。
固定は自分で外さず、気になることがあればご相談ください。
どんなに良い運動療法も、時期とやり方を間違えると、痛みがぶり返したり、回復が遅れたりします。当院では、足の甲の状態に合わせて段階を進めます。
進め方は、足の甲の状態を見てお伝えします。スポーツへの復帰は、動きと足の甲の状態をあわせて決めます。
ここでは、「リスフラン関節損傷」に関するよくあるご質問をご紹介します。
骨のずれがなく安定したけがは、固定と運動療法で治療することが多いです。一方、骨がずれていたり、関節がぐらついたりするときは、手術でずれを元の位置に戻す必要があり、その場合はすぐに専門の病院をご紹介します。
ずれがあるのに様子を見るのは危険です。だからこそ、最初にずれの大きさを見きわめることが大切です。
ずれのないけがは、固定と運動療法で戻っていくことが多い一方、ずれのあるけがは手術が必要になり、その後のリハビリが大切です。
当院では、片脚のバランスやジャンプなどの動きと、足の甲の腫れやエコーの状態をあわせて、戻るタイミングを決めます。
当院では、エコーで、足の甲の靱帯と骨のすき間をしっかり確かめています。
そのうえで、骨のずれが疑われるときはすぐに専門の病院をご紹介し、ずれのないけがは、けがに合わせて固定し、運動療法で回復を助けます。
また、当院は運動療法を大切にしています。固定のあいだから、歩く・走る・跳ぶ動きに戻るまで、段階的に行っています。
足の甲のけがでお困りなら、お気軽にご相談ください。休みの日・時間外も、できるかぎり対応します。
この記事の監修:永田接骨院 院長 永田 和平(ながた わへい)
柔道整復師(13年目)。米田病院・よねだクリニックでアキレス腱断裂などの保存療法を学び、2018年から永田接骨院へ。日本臨床スポーツ医学会・日本足の外科学会 会員。日本足の外科学会などで学会発表、日本足の外科学会誌に論文掲載。
院長のプロフィールはこちら → 院長ごあいさつ
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