〒470-0331 愛知県豊田市平戸橋町永和131
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※土曜日は~18:30まで開院、定休日:木曜午後・日曜・祝祭日
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シンディング・ラーセン・ヨハンソン病が起こりやすいのは、次のようなときです。
スペインの病院の研究では、この病気の子どもは、ほかの子より太ももの裏がかたい傾向がありました(14人の小さな研究です)。
出典:López-Alameda S, et al. Rev Esp Cir Ortop Traumatol 2012;56:354-60
お皿の下の痛みは、どこが痛むかで病名が変わります。お皿の下の端の骨が痛むのがシンディング・ラーセン・ヨハンソン病、すねの出っぱりの骨が痛むのがオスグッド病で、どちらも成長期の子どもの骨の痛みです。そのあいだの腱そのものが傷むのはジャンパー膝(膝蓋腱損傷)で、成長期を過ぎた選手や大人にも起こります。
当院では、押して痛む場所を確かめたうえで、エコーで骨と腱の様子を見て見分けます。
シンディング・ラーセン・ヨハンソン病については、研究の数は多くありませんが、ここではその一部をご紹介します(数字は研究の報告で、当院の成績ではありません)。
成長期の子どもに多い、ひざの痛みです
デンマークで小学生1,670人を5年半追った研究では、この病気は429件みられ、オスグッド病(222件)の約2倍でした。日本でも、徳島県の少年サッカー選手の研究で、病院で検査を受けた106人のうち、オスグッド病13人、この病気10人と、オスグッド病と同じくらいみられました。オスグッド病ほど名前は知られていませんが、成長期のひざの痛みとして、よくある病気です。
長引くこともあります
同じデンマークの研究では、半分の子は3週間ほどで痛みが落ち着いていましたが、長い子では約7か月(31週)痛みが続きました。スペインの病院に来た子ども14人の研究では、痛みが続いた期間は1か月から3年と、子どもによってさまざまでした。研究者は、早めに見つけて運動の量を調整することが、痛む期間を短くする助けになるかもしれないと述べています。「そのうち良くなる」とがまんせず、最初の対応を大切にしましょう。
この病気の研究をまとめた報告(2024年)では、練習量の調整を中心にした、手術をしない治療で、2〜8か月で良くなっていました(多くは1人ずつの症例報告のまとめです)。また、スペインの14人の研究では、この病気の子は、ほかの子より太ももの裏がかたい傾向がありました。
長引くと、はがれた骨がかけらとして腱の中に残り、ごく一部ですが、大人になってもジャンプやひざをつくと痛むことがあります。だからこそ、痛みが軽いうちの対応が大切です。
当院でも、練習量の調整と、太ももをやわらかくする運動療法を中心に進めます。
出典:Wedderkopp N, et al. Sports Med 2026/López-Alameda S, et al. Rev Esp Cir Ortop Traumatol 2012/Wilczyński B, et al. PeerJ 2024;12:e17996/Dolores-Rodriguez A, et al. Clin J Sport Med 2026;36:451-8
確かめる・負担を減らす・動かすの3つを組み合わせて、回復をサポートします。
超音波の画面で、お皿の下の端の骨の形、骨のかけら、腱の付け根の腫れを直接見ます。ジャンパー膝やオスグッド病など、似た場所の痛みとの見分けにも役立ちます。画面を一緒に見ながらご説明し、必要なときは精密検査のできる医療機関をご紹介します。
正常では、骨の線がなめらかで、腱の太さがそろっています。この病気では、お皿の下の端の骨がでこぼこしたり、かけらが見えたり、腱の付け根が腫れたりします。
痛みの具合に合わせて、練習の量を一緒に調整します。練習はすべて休むのではなく、ジャンプやダッシュなど痛みの出る動きを減らし、できる練習を一緒に考えます。
症状に合わせて、テーピングやお皿の下のバンド型のサポーターでお皿の下を支え、腱が引っぱる力をやわらげます。使うかどうかは、ひざを見て決めます。
どんなに良い運動療法も、時期とやり方を間違えると、痛みがぶり返します。当院では、痛みの具合に合わせて段階を進めます。
スタッフがひざを見ながら、回復に合わせて進めます。進め方は、痛みを見てお伝えします。
ここでは、「シンディング・ラーセン・ヨハンソン病」に関するよくあるご質問をご紹介します。
成長とともに落ち着くことが多い痛みですが、がまんして練習を続けると長引くことがあり、まれに骨のかけらが残って、大人になっても痛むことがあります。
押して痛い所がはっきりある場合は、成長痛と決めつけず、早めにご相談ください。
当院では、触診とエコーで、お皿の下の端の骨と腱の状態をしっかり確かめています。
そのうえで、痛みの具合に合わせて、ひざを守りながら練習の量を調整する方法をご提案しています。
また、当院は運動療法を大切にしています。痛みが強い時期から競技への復帰まで、段階的に行っています。
シンディング・ラーセン・ヨハンソン病でお困りなら、お気軽にご相談ください。休みの日・時間外も、できるかぎり対応します。
この記事の監修:永田接骨院 院長 永田 和平(ながた わへい)
柔道整復師(13年目)。米田病院・よねだクリニックでアキレス腱断裂などの保存療法を学び、2018年から永田接骨院へ。日本臨床スポーツ医学会・日本足の外科学会 会員。日本足の外科学会などで学会発表、日本足の外科学会誌に論文掲載。
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